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百科事典2024-11-15 21:55:2857713
「伝説」を通して見る新馬戦の楽しみ方スポーツ報知
菊花賞当日に行われた京都・芝1800メートルの新馬戦を勝ったヤマニンブークリエ

 菊花賞が行われた10月20日 、伝説新潟に転勤している馬友からLINEがきた。を通「来年のG1馬が出るぞ」  。してそのメッセージを受け取ってすぐに思い出したのが 、見る語り継がれる「伝説の新馬戦」だ 。新馬

 2008年10月26日 、戦のnhk スポーツ の 力オウケンブルースリが菊花賞を制する約3時間20分前に行われた京都5R・2歳新馬(芝1800メートル)。楽し1着のアンライバルドはのちに皐月賞を制し 、み方2着リーチザクラウンは重賞2勝、伝説3着ブエナビスタはG1を6勝 、を通4着スリーロールスは菊花賞を制覇、して5着エーシンビートロンはJpn3のサマーチャンピオンを奪取。見る掲示板に載った5頭すべてが重賞ウィナーになった 、新馬まれにみるハイレベルな新馬戦だった。戦の

 菊花賞当日に行われる京都・芝1800メートルの新馬戦は毎年、楽し8 月 18 日 の ニュース有力馬が多く出走し、08年を初め、09年のローズキングダム、12年のエピファネイア 、18年ワールドプレミア、20年シャフリヤールと大物が出ている出世レースである 。今年は武豊騎手騎乗のヤマニンブークリエ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)が勝ったが 、今後も目が離せない一頭になったと言えるだろう 。

 「5連単があったら大もうけだったんだけどな 。パドックを見たらすぐ分かった 。新馬戦は今でもパーフェクト予想に近い」と自称“新馬戦マイスター”の馬友はうそぶくが、確かに難解極まりない競馬予想のなかにあって 、新馬戦だけはのちのG1馬と未勝利馬が対戦するレースでもある。2歳だけに不確定要素が多く一概には言えないとはいえ、力差は明確。極端に言えば、それに近い予想はできる可能性はあるのかもしれない 。

 私も新馬戦を取材、予想するのが好きである 。毎年、北海道シリーズの函館  、札幌で取材するのが楽しみなのも、デビュー前の東西の2歳馬が一緒になって調教しており、取材をすればするほど当たる? いや当たる気がするからだ 。今年も函館でマジックサンズに本命を打って勝利し、続く札幌2歳Sも制したことで財布が潤った 。

 函館・芝1800メートルもソダシ 、レガレイラなど大物が出現するレースで来年以降も注目してほしいが 、マジックサンズが勝った新馬戦も  、10頭中5頭がすでに勝ち上がっている 。重賞ウイナーになるかは分からないが 、出走した馬は気にしていきたいと思う 。

 G1シリーズで盛り上がっているが、その裏で来年に向けた戦いも繰り広げられている  。今週は10月26日の東京5R・芝1600メートルで 、G19勝を挙げたアーモンドアイの初子アロンズロッド(牡2歳  、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア) 、同27日の東京5R・芝2000メートルには3冠馬アパパネの子アマキヒ(牡2歳  、美浦・国枝栄厩舎、父ブラックタイド)が 、いよいよデビューを迎える  。新たな伝説の始まりを期待して 、今週も新馬戦に注目したい。(中央競馬担当・松末 守司)

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